【やるべきことをやれ】究極のアイビーリーメソッド

本記事の内容

「To doリストに書くことが多すぎてどれから手をつければいいか分からない。」経験ってありませんか?

僕はADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害があり物事を抽象的に考えたり、物事の優先順位をつけたりすることが苦手です。

そのためいつも仕事に追われてばかりいて自分は本当にだめなやつだと決めつけていました。

メンタル疾患になったなったことをキッカケに自分と向き合い、手帳をしっかりと使うようになり今では先延ばしを対策して毎日積み重ねることができています。

この記事では自身の体験を踏まえて【To doリスト】について解説します。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

少しでも生活が楽になれば嬉しいです。

仕事が山積してしまう理由

僕は精神科のカウンセリングやプログラムを受けて仕事が山積してしまう理由を学びました。

仕事が山積してしまう理由は全体と部分の把握の困難性(=メタ認知の困難性)と、この先の展開を考えることの問題(=イマジネーションの障害)というこの2つの特性が大きく関わっているということだそうです。

特徴としてはつい目の前の作業に没頭・集中する余り、他の仕事や作業が目に入らなくなってしまうのです。

時にはそれは今取り掛かっている作業より優先度が高いこともあり、「またやってしまった。」と頭の中が混沌としてしまい思考を適切にまとめることができませんでした。

「不注意」により、何かやっているときに別の仕事が入ると、今やっていることをすっぽりと失念してしまったりすることで、こういった事態が引き起こされてしまうのです。

To Doリストを作る

結論

To Doリストを作る

ADHDの方に使える対処法として、To doリストを朝一番に作成するというものがあります。

改まったものでなく、メモ程度のもので十分ですので、

自分のために“視覚化”することが大切です。

本日やるべき仕事をまず思いつくまま書き出し、「確実に本日中に行いたい仕事」かどうかのチェックを入れ、それを重要度が高い順番に①、②、③、………といったように並べ変えます。

もし、ご自分がつけた優先順位に自信が持てないようならば、誰かと相談してリストの確認をお願いすることも有用です。

この作業を行うことにより、的確な優先順位で、かつ、他に抱えているタスクや作業を失念してしまうことなく、仕事に取り組むことが出来ます。

アイビー・リー・メソッド

僕が実践したのはただのTo doリストではなく。「アイビー・リー・メソッド」という効率化メソッドをつかいました。

アイビー・リー・メソッドは約100年前にアメリカ最大の鉄銅会社であったベツレヘム・スチール・コーポレーションに導入されたメソッドです。

やり方
  1. 夜、紙に「明日やるべきこと」を6つメモします
  2. その6つの項目を重要だと思う順に番号を振ります
  3. 翌日、メモの順番に沿って仕事(勉強)を進めましょう
  4. 全部できなかった場合は、悔やむことなく忘れましょう
  5. その日の夜も、明日のための6項目を新しくメモします
  6. 1〜6を毎日行ないます
Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

すぐに実践可能です!

To doで決断の回数を減らせる

アイビー・リー・メソッドのメリットのひとつは、あえて選択肢を6つに狭めることで、集中力を上げられるという点です。

コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授は選択肢が多いというだけで、人は「決断のエネルギーを消費してしまう」と述べています。

シーナ・アイエンガー教授は著書『選択の科学』で次のような実験を紹介しています。

るスーパーの試食コーナーで、24種類のジャムを揃えた週末と、6種類のジャムを揃えた週末の売り上げを比較した。

すると、ジャムの種類が多い週末のほうが、多くのお客さんが立ち寄ったものの、最終的にジャムを購入したお客さんの数は、種類が少なかった週末のほうが10倍ほど多かった

『選択の科学』

多すぎる選択肢は、人のエネルギーを奪い、決断できなくしてしまうのです。

決断はエネルギーを使うものです。エネルギーはタスクを選ぶことではなくタスクの達成に使いたいところです。今日やるべきことが6つ決まっていれば目の前のことに集中できるようになります。

To doで優先順位が明確に

もうひとつのポイントは優先順位が決められている ことです。

複数の「やるべきことリスト」があったり、いくつかのToDoを同時にこなそうとすることは非常に効率の悪い行為です。

ミシガン大学の心理学教授らは、マルチタスクをする人たちは、タスクをひとつずつこなす人たちよりも、40パーセントも生産性が低い という研究結果を発表しています。

仕事を早く終わらせたい人ほど、マルチタスクよりも、ひとつひとつのタスクに集中して終わらせるべきなのです。

まとめ

ポイントまとめ
  • 朝一番にTo doリストを作る
  • やることを6つに絞る
  • 優先順位を付ける
  • 考えず行動する

ここで僕が好きな名言を一つご紹介したいと思います。

Think do it that it should do anyway is not just! Not like change and give them a quibble or considered in the head and life.

考えてばかりいないでとにかくやるべきことをやれ!人生とは頭で考えたり難癖をつけたりして変わるようなものではない。

ラルフ・ワルド・エマーソン

僕は以前担当して頂いていたコンサルタントの方に「努力は尊いですが効果的な努力をしてください。」と学びました。

その時に自分は成果のでない「やりたいことばかりやって」自分の「やるべきこと」ができていなかったんです。

僕は精神疾患を経験し自己を見つめ、周りの方や先生のサポートのおかげで少しずつ自分の「やるべきこと」を知ることができました。そして少しずつ仕事の山積から開放されました。

僕にとって重要な事は朝一番に一日の達成をイメージできることでした。

完璧主義を捨て、ある程度緩さもあればイメージもしやすいですし代償が払いやすく楽しんで価値を積み重ねることができます。

共に学び良い習慣形成をして豊かな人生を歩めたらと思います。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Thank You for being you. You have a nice day now!