【うつ病との闘い】回復期の過ごし方

本記事の内容

「毎日生きているだけで不安」「何故生きているかわからない」「何が楽しかったか忘れてしまった」こんな経験をしたことはありませんか?

こういった状況って本当に毎日が辛くてやるせないですよね。

僕も過去にメンタル疾患を経験し生きる希望を失いました。しかし大切な人の応援や激励のおかげで少しずつ回復し生き方や楽しみ方が分かるようになりました。

今回は僕の経験を踏まえて生きやすくなった5つの方法について書いていきたいと思います。

ひたすら寝る

鬱病になると本当に何にもできなくなります。まるで誰かに脳を支配されているような感覚で自分が自分でないような気持ちになります。

「何もしたくない」「外に出るのが怖い」「身体が動かない」こんな気持ちを何度も何度も繰り返しながら治していく必要があります。

何もかもに疲れ果てている場合はとにかく横になってください。

横になっても不安やモヤモヤがある時は深呼吸や瞑想をして心を落ち着かせてみてください。

何もできなくても大丈夫です。焦らなくても大丈夫です。休める時にひたすら休むことをお勧めします。

少しずつ良くなっていくとしっかりと眠れるようになります。

アニメを見る

何かしたいけど動けない。眠りたいのに眠れない時はアニメを見ることをオススメしています。

アニメは映画のように長くないですしそんなに構えずに鑑賞することができます。

回復期の状態で何もできないけど眠れないという方にオススメです。

感情が動いたり気持ちの変化などに気付けるチャンスかもしれません。

好きな食べ物を食べる

メンタル疾患になると今まで楽しかったことがわからなくなるし、自分の好きなこともおいしく感じていたこともわからなくなります。

こんなに悲しいことってありませんよね。

しかし回復してくると少しずつ楽しみ方や好きだったもの、食べたいものが分かってくるようになります。

徐々に食事が美味しく感じるようになり、自分の好きなものを食べるとやっぱり幸せな気分になります。

たまには自分が好きだったものを思い出して食べてみるのはいかがでしょうか?

僕は自分の好きだったもの今まで楽しいと感じてきたことをノートに書いて思いだすようにしました。

友達と話してみる

好きなものを食べる時、一人で食べるよりも誰かと一緒に食事をするのもいいですよね。

僕は友達とご飯に行くことが大好きです。

辛い時に友人に正直に伝えることで僕はとても救われました。相談に乗ってくれたり冗談を言ってくれる人がいると心が落ち着きます。

僕は辛い時に人と距離を取ってしまいがちでした。しかし辛い時だからこそ誰かに伝えてみる共有してみることで自分自身を客観的に見れて心配事を減らせるチャンスかもしれません。

エンタメを楽しむ

少しずつ回復してきたら集中力が持続するようになります。なので動画や音楽や映画などのエンタメが少しずつ楽しめるようになります。

具合が悪い時は集中力がないのでエンタメに少し触れるだけで疲れてしまったり、音楽が雑音にしか聞こえない時があります。

好きな歌を口ずさむようになるとすごく回復してきているサインです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

病気になると何が今まで楽しかったのか、何を希望に生きてきたのか、何が美味しく感じていたのか全てに蓋をされてわからないようになります。

頭の中にあるのは常にモヤモヤと不安で自分を責めてしまいます。

しかし睡眠と食事、そして服薬で少しずつですが良くなっていきます。本来の自分の体調を取り戻すまで1年以上もかかる人もいますが、大切なことは本当に無理をしないことだと思います。

楽しかったことや、美味しかったもの、会いたかった人や見たかったもの、聞きたかったものそういった趣味嗜好も大切にしながら少しずつ良くなることを願っています。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

少しずつゆっくりと治していきましょう。