日常生活を送っている時ふとした瞬間に不安になる経験はありませんか?
僕は過去に自己否定的な思考習慣がありメンタル疾患、無気力、対人恐怖症などを経験しました。
しかし思考習慣を変えることで今では毎日最善の自分を信じ自分らしく生きることができています。
この記事ではメンタル疾患を経験した観点から【不安からの目標設定】について詳しく解説します。
生活が楽になれば嬉しいです。
僕は過去に沢山の問題を抱えていました。
健康の問題や人間関係の問題、他にも仕事の問題や借金問題などいつも考えるだけで息が詰まる思いでした。
心身ともにボロボロになり結果的に医療保護を受けることになりました。
精神科に入院したことをキッカケに不安や恐れに対しての対応方法を学ぶことになり自分の人生の中で大きなきっかけとなりました。
【問題】とは目標と現状の差、解決すべき事柄のことです。理想と現状のGAPがあるから問題を客観的に理解することができます。
そしてその問題を解決するための【問題点】がわかるようになります。問題点というのは、問題全体の中の一部であり、改善可能なこと、手を打つことが出来ることを洗い出したものです。
そして【問題点】がわかれば【課題】がわかります。課題とは、目標と現状の差を埋めるために、やるべきこと、やると決めたことです。
例えば収入が少なくて不安な場合は今の現状の収入と理想の収入のGAPが【問題】になります。
そのGAPを埋めるための問題全体の一部が【問題点】となります。
- 復業の知識がない
- 復業の時間がない
- 収入を得る方法がわからない
- 収入を得るスキルがない
- やりたい復業がわからない
- 副業について学ぶ
- 土日の午前中だけ取り組む
- 毎日朝にリサーチをする
- 毎日専門分野で能力開発する
- 毎日セルフトークする
そして動きだすと情報が少しずつ入ってくる様になり積み重ねれば重ねるほど解決策がわかるようになり問題が解決できるようになります。
大切なのは事実と解釈を切り分けることです。事実は現状と理想のGAPであり『最悪な状態。』と思うのは解釈です。
僕は他人の目を勝手に想像して自己批判する癖があり自分を赦すことができませんでした。自分が作り出した独り言で自分を責めるわけです。
それは自覚がなく起こるものです。実際に閉鎖病棟では気がつけば病院に運ばれたという患者の方が多く、殆どの方が後悔していました。
自分が事実か解釈か判断がつかない時や、危険のサインを感じた時はすぐに相談する。一番いいのは不安を感じた時点で話せる人がいるといいですね。
精神科ではカウンセリングやOT(作業療法)や(認知行動療法)で自己評価をするプログラムがあり認知の歪みを治療していきます。
どんな状況が自分にとって困難なのか、そして困難な状況であっても状況を受け入れて進んでいく方法や挫折に対する対策を学びます。
『あなたはダメじゃないですよ!問題は何か把握してどうやったら動けるかの課題を見極めましょう。』このように他人に話す様に自分への声がけをすると事実と解釈の違いに着目できるようになります。
そうすることで『自分は最悪だ。』と立ち止まるのではなく、自分の状況や環境を認めた上で『どうやったら動けるか。』を考えることができるようになります。
精神科ではプログラムの中で危険のサインや不安なこと、不安への対策をリスト化して行きます。
人によって様々な不安がありますが大きく分けて健康面、人間関係、仕事や学校、経済問題に分かれます。
特に多いのが自己否定、睡眠障害、他人との比較や他人の目線、経済に関する悩みでした。
それから日記療法や朝散歩、アサーション、リワークプログラムなど具体的なTo doに落とし込んでいきます。
是非不安対策リストにチャレンジしてみてくださいね!
- 不安を書く
- 現状を書く
- 理想を書く
- GAP(問題)を把握する
- 問題点を把握する
- 課題を把握する
- To doで完結する
ここで僕が好きな名言をご紹介したいと思います。
It always seems impossible until it’s done.
Nelson Mandela|ネルソンマンデラ
何事も達成するまでは不可能に思えるものである。
僕は32歳で全てを失いました。しかし今では僕の人生は始まったばかりのように感じています。
これからは失ったものを数えるのではなく、あるものに感謝して生きていく人生を歩もうと思います。
不安や恐れや葛藤は常につきものです。僕は常に恐怖と闘っています。
自分の決めたとおりに動けなくても『自分はなんてダメなんだ』と思わないでください。人間は誰しもそんな時があります。
マイナス思考に陥った時には、その思考と行為は自分にとって本当に効果的なのかを問うようにしています。
毎日振り返りを行い、自分の状況や環境を認めた上で『どうやったら動けるか。』を考えるようにするとずいぶん心が晴れるようになってきました。
共に学びを通して葛藤の海を泳ぐ技術を身につけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Thank You for being you.
You have a nice day now!