何かを始めたいと思った時に、なかなか行動できずに気がつけば忘れてしまっていたなんて経験ってありません
僕は過去に様々なことで習慣化に失敗してきました。「今度こそ目標のために何かを習慣化したい。でも…いつも全然継続できない…。自分は何をやってもダメなのかな。」 こういった疑問をずっと抱えていました。
しかし何度も失敗しその経験があったおかげで習慣化が得意になりました。
今では習慣の力で『自分が自分らしく生きられる生き方』を追求できています。この記事では自身の体験を踏まえてベッドメイキングを使用した習慣化について解説します。
少しでも習慣が楽になれば嬉しいです。
朝起きてからベッドメイキングしてから出かける人は、仕事への満足度が高くなり収入も高くなり、しかも、エクササイズの習慣も身につき、仕事への疲労感までも少なくなるということが研究により分かっています。
6万8000人の被験者のうち、ベッドメイキングを習慣としている人の71%は自分は幸福であると感じ、ベッドメイキングをしていない人の62%が自分が不幸であると感じていたとのことです。
嘘みたいな話ですね(^_^;)
また別の研究では、「生活空間が散らかっている」と回答した既婚女性は、「生活空間は整理されている。安らげる」と答えた人よりストレスホルモンである『コルチゾール値』が高かったとのこと。
朝起きてから特定のことを行う習慣を身につけている人は、自己コントロール能力が高まり、それがトレーニングのように自分の誠実性を高める結果に繋がっていたのではないかと考えられます。
Mentalist DaiGo Official Blog|スッキリ起きれるメンタルの作り方〜最高の起床法
整えるだけならできそうですね!
僕は精神科にいる時にメンタル疾患を防ぐのに一番大切なのは自己コントロール能力や誠実性と学びました。
朝起きてすぐにできる小さな習慣を行うことによって『自分の人生を自分の手でコントロールしている 』と実感できるようになります。
自分でコントロールできることが増えるとさらに自分自身に誠実性を持つようになりました。その結果運動習慣も形成され、睡眠も見直すようになり生活リズムは改善されるようになりました。
精神科でベッドメイキングを始めて習慣チェックリストを付けるようになり2ヶ月がたった頃、自己コントロール能力が改善されたことで生活が大きく変わりました。
ベッドメイキングで一日のスイッチが入り、ベッドの上でダラダラすることがなくなります。
そのあとすぐに水を飲み、トレーニングを行いスケジュールをチェックするなどコントロール領域が広がりました。
ベッドメイキングが全ての習慣の原点となり結果的に他の習慣をつなぐ架け橋となったのです。
そして良い習慣を続けることで少しずつ自分を信用できるようになります。
乱れた生活を送れば、心は乱れ、荒んでいきます。
やはり散らかっている部屋の状態の時に自分は心が乱れていました。実際にメンタル疾患を抱えている方は部屋が散らかっている人が多いそうです。
心に余裕がなくなると落ち込みやすくなり結果的に生活はルーズになりコントロール領域が狭くなります。
入院したことをキッカケにベッドを整えるようになり、使わなくなったものを徹底的に断捨離し目に入るノイズをなくすことに努め身の回りの環境を清潔に保つことに成功しました。
「make your bed(ベッドメイキングをしろ)」はサダム・フセイン捕獲、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害という特殊部隊を指揮したことで知られるマクレイヴンの言葉です。
2014年に母校のテキサス大学オースティン校で行った卒業スピーチでの一言が話題になった「make your bed(ベッドメイキングをしろ)」は、日本なら「毎朝布団をたため」という感じです。
欧米では、ベッドメイキングをちゃんとしないのは、だらしないとみなされます。
彼の卒業生に向けたアドバイスは、百戦錬磨の軍人とは思えない、驚くほどに地に足がついた素朴なものでした。
「SEALsでの訓練において毎朝、教官が私たちの兵舎室に現れてまず初めに行うことは、ベッドを検査することでした」
当時は、「なんてバカバカしいんだ、と思っていた」とマクレイブンは認めます。
「しかし、この素朴な毎朝の行いがもたらす効果を、幾度となく思い知らされたのです」と、彼は強調しました。
ベッドメイキングが、なぜ素晴らしい1日をスタートさせるためにそれほど有効なのか? 彼は3つの理由を提示しました。
- 毎朝ベッドメイキングをすれば、1日の最初の任務を達成したことになる。
- 最初にひとつの任務を成功したら、遂行した事実が自尊心を生み、次の任務に向けたやる気を生むことができる。
- その結果、1日の終わりには多くのタスクを達成していることになる。
- ベッドメイキングは幸福度が上がる
- 71%が幸福感を感じた
- 全ての習慣の原点
- 自己統制能力と誠実性の向上
- ノイズがなくなる
ここで僕が好きな名言をご紹介したいと思います。
もし世界を変えたいのなら、毎朝ベッドメイキングをするところから始めよ。
William H. McRaven
僕は振り返ると一家離散になる前や借金問題がある時は心も乱れ、部屋もベッドも何もかも乱れていました。
余裕が無い時は些細なことに目を向けることが出来ていませんでした。些細なことに拘れないと大きなこともちゃんとできません。
自尊心もなく自分に対して信用もないので行動もできなくなります。そして全てのバランスを失っていたんです。
実際に医療保護を受けてからはベッドメイキングの重要性を学び全ての習慣の原点となり絶大な効果を感じています。
きちんとしたベッドは、翌日が今日よりも良い日である希望を与えてくれます。
自分が自分らしく生きられる人生は朝一番にベッドを整えるという小さなことから形成されているのかもしれません。
心身共に健康でエネルギッシュな人生を送ることが、一番の富を手にしています。共に健康の習慣を形成し豊かな人生を歩んで参りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Thank You for being you.
You have a nice day now!