この記事では【比較と競争からの解放】について紹介します。
何かを始める際に他者と比べてしまい動き出せない。他人と比べてしまい自身が持てないという経験ってありませんか?
僕は他者との優劣での比較や競争の中で生きる事で何度も目には見えないプレッシャーに押し潰されてきました。
自分の言葉を押し殺して生きてきた結果メンタル疾患になった経験があります。
失敗の経験を活かし自分と向き合い、今では自分が納得いく目標設定をして毎日積み重ねることができています。
この記事では自身の体験を踏まえて【比較と競争からの解放】について解説します。
少しでも生活が楽になれば嬉しいです。
他人と比べず過去の自分と戦うこと
エイムズの研究によると、目標達成までくモチベーションを維持するには、他人と比べるよりも自分自身と戦う方が良いそうです。
実験では他人との競争は「過信」を生み、自分と向き合った場合は「意欲」を生むという結果になりました。
被験者である男の子に2人1組になって課題を解いてもらう。そして課題を解き終えるたびに2人の成績が発表される。
Aチームの子たちには「成績が良かった方にご褒美をあげる」と伝える。Bチームの子たちには「勝ち負けは無く、2人には研究に協力してくれたご褒美をあげる」と伝える。
その結果、自分の成績を振り返る際にAチームの子たちは『自身の能力や運』と結び付けた子が多く、Bチームの子たちは『自分の努力』と結び付けた子が多かった。
他人と競って「自分に実力があった」と評価した場合、成功したら怠けてしまいますし、仮に負けた場合、実力がない。才能がない。とモチベーションが一気に低下します。
一方で人と競うのではなく、自分のやるべきことにフォーカスした場合は自分の積み重ねたプロセスに対して自分を褒めるという行動をとります。
似たような状況にいる人間や同じようなことをしている他人が気になることはあるでしょう。しかしそこで他人と比較してしまうとモチベーション管理が難しくなるということです。
そもそも他人との不健全な比較は何も生み出しませんし、自分のコントロール下にありません。結局は『過去の自分と比べて今の自分はどうなのか』という事実と向き合うことしか自己成長管理はできません。
過去の自分自身と競争することで、自分の成長や怠慢が分かります。また事実が残っているので他人や環境のせいにはできません。そして納得感もあります。
つまり競争相手を自分自身とすることでモチベーションが高まりやすく意欲が湧きやすくなります。
僕は今までは他人の評価や他者からの評価が気になって仕方がありませんでした。プレッシャーに押し潰されてしまう時もありました。
しかし優劣で比べてしまっては「自分は駄目なやつだ。」と感情面で堂々巡りになるだけで、具体的な改善のアクションに目を向けることが出来ていない事に気が付いたんです。
そして他人との比較や他人の目標に生きることをやめて、自分の本当に心から望む目標を見つけてからは気持ちの浮き沈みも小さくなり、プロセスに対して目を当てるようになりました。
そうすることで改善案が明確になりアクションにフォーカスを当てられるようになったんです。
共に不健全な他人との比較を一切やめて、最善の今の自分を認めて小さな達成を積み重ねていきたいですね。
- 他人と比べても意味がない
- 過去の自分を自己評価する
- できることに目を向ける
ここで僕が好きな名言を一つご紹介したいと思います。
Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking.
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。
Steve Jobs
自分に嘘を付き自分が作り出した他の誰かの為の目標に生きていた僕はこの言葉を聞いてドグマにとらわれていたことに気付きました。
ジョブスのように、誰の為に、何の為に、何故、目標達成が必要なのかが明確になった時、とても充実した毎日を過ごすことができそうですね。
自分にとってやるべきことが明確で迷いがなくなった時に心の平安が訪れると僕は思っています。
他人との比較や他人の目標から解放され、自分の為の目標設定をして共に成長していきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Thank You for being you. You have a nice day now!