【達成の技術】計画の観察・分析・判断

本記事の内容

季節は春ですね。 2023年3月15日になりました。今年は残り292日で、あと80%です。

驚くべきなのはもうすでに1年間の20%を過ごしています。一年の1/5の期間を過ごしているということは決して短い期間ではありませんよね。

あなたの年始に立てた計画の進捗はいかがでしょうか?うまく進んでいればいいのですがなかなかうまくいきませんよね。。。

今回はマーケティングにおいて忘れがちな振り返りについて書いていきたいと思います。

今年の計画は覚えていますか?

そもそも年始にマーケティングにおいて計画したことって忘れがちですよね。

例えば新規顧客のための行動は何をしましたか?DMは何回だしましたか?今年は顧客に対してどんな提案をしましたか?

意地悪な質問ですが、これを見た時に多くの人が「やってなかったなぁ。」となると思います。

85%の経営者は年初に立てた計画を2週間で忘れてしまいます。

85%の人が「今年はやるぜ!!」って決意を新たに計画したとしても2週間でケロッと忘れてしまうということです。

忘れ去られた計画は絶対に達成されることはありません。

今日必ずやってほしいこと

冒頭で触れましたが今年も残り80%しかありません。日数にして残り292日です。

今年に立てた計画を今日の段階で見直して行動を変化していきましょう。

たった20%って思うかもしれませんが計画を修正しなければいけないことは必ずあるはずです。

修正する際には観察・分析・判断をするこもをおすすめします。

「これはちょっと難しいかもしれない」や「これはもっとできるかもしれない」それをチューニングしてもう一回この段階で今年の計画をインストールして欲しいと思います。

計画の観察・分析・判断

観察・分析・判断とは、現状に潜んでいる課題や問題を見つけ出し、改善方法を考え、実行するプログラムのことです。

似鳥社長は著書で「現状を否定することから仕事は始まる」と書いています。業績が悪い時はもちろん、良い時も改善すべき点はあるものです。

その改善点を見過ごさず改善し続けることが成長の原動力となります。

現状を観察する

観察・分析・判断の「観察」とは、問題点を発見することです。問題意識を持っていれば、必ず不合理な点、問題点を見つけられるはずというわけです。

ひたすら目の前の事実を書き出していく。マーケティングの事実や仕事のやり方の事実、習慣の事実など。

例:「本来であればこの時期に新商品をリリースして売る仕組みを構築してあるべきなのに現実は日々の仕事に追われて手付かずの状態である」

計画に対して〇〇だったと事実を書いていきます。

問題の原因を分析する

「分析」は文字通り、観察で見つけた問題の原因を分析することです。なぜ問題が起きているのかを推定するのです。

「何故その事実になったのか」を「なぜ?」を繰り返して本当の原因を炙り出していきます。

例:「タイムマネジメントに問題があったため朝一番に重要なことに手をつけられなかった。」

正しい問題認識をミスると今年の目標達成は難しくなります。

本来どうすべきだったか判断をする

「判断」は、観察と分析に基づいて、どのような対策をとるかを決めることです。

「誰が、いつまでに、どうするのか」という具体的な改善策を立てて実行することを求められています。

「本来どうすべきだったのか?」「これから何をすべきなのか?」この段階で計画の「核」ができているのでチューニングをすることができます。

例:「本来朝一番にマーケティングを行い新規集客の行動を15分〜30分に決めて毎日ブログを書く。毎週金曜日にDMのテーマを決めて毎週月曜日の朝に5枚ずつDMを書く。」

ニトリではこの観察分析判断を皆が実施しているのだとか。この日々の改善の積み重ねが、ニトリの成長を支えているのですね。

多くの人が目標達成できない理由

目標達成できない理由
  1. 目的が明らかではない
  2. 達成までの道のりに具体性がない
  3. 達成方法に具体性がない
  4. 目標設定がキツいor甘い
  5. 行動結果を実感できない
  6. パフォーマンスが低い
  7. 知識・スキル不足

目指すべき到達点が明確でなければ、いくら目標を掲げてもどのように達成していいのか、具体的な方法がつかめません。

どのようなビジョンと理念を持っているのかを具体化して、目的を明確にしましょう。

そして達成するまでの道のりが明らかではないことも挙げられます。達成するには、具体的にどこを目指していくのかという指標をはじめ、中間目標や通過点をどのように設定していくのかも問われるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

僕は「目標がなかなか達成できないのは、そもそも目標自体を忘れてしまうから」ではないか、とつくづく思います。

特に個人的な目標ほど、後回しになってしまい、そのうち忘れてしまう。

そして、毎年毎年、去年と同じ目標を立ててしまうのです。

そこでは僕は、この「ゴールの位置を確認する」という行為を実際に行う手段として、「紙に書きだした自分の目標を毎日読み返す」こと自体を目標とし、毎日続けてみました。

いま自分に必要なことは、「目標を自分のものとして、自分の中に浸透させること」と思ったのです。

目標と計画を意識し続けることで情報が集まり、知識が行動に転換され成果に繋がりやすくなります。

今日で1年間の1/5が終わりました。今日ここでもう一回目標と計画を再インストールして欲しいなって思います。

意識しているとなんだかんだ情報が入りなんだかんだ行動できるようになります。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

是非、目標と計画をもう一回見直して共に目標達成しましょう‼︎