【自分らしくあるために】不安からの解消

本記事の内容

この記事では【不安の対処法】について紹介します。

コロナ禍や自粛生活などの「環境の変化」により、多くの人が将来への不安を抱え、「大きなストレス」を感じています。

過去の僕のようにストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥ってしまいます。

失敗の経験を活かし自分と向き合い、今では自分が心から納得のいく願望に向かって目標設定をして毎日積み重ねることができています。

この記事では自身の体験を踏まえて【不安の対処法】について解説します。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

少しでも生活が楽になれば嬉しいです。

なぜ「不安」が起きるのか?

結論

ノルアドレナリンの分泌が原因

脳科学的に「不安」の本質がわかれば、対処法は明快です。

不安を脳科学的に言えば、ノルアドレナリンの分泌です。人間が緊張、不安、恐怖の感情を持つとき、脳内物質のノルアドレナリンが分泌されます。

diamond.jp

ノルアドレナリンは、「闘争か、逃走か」の物質と言われます。

原始人が獲物と出合った場面を想像してください。

すでに相手はコチラに気づき、攻撃態勢に入ろうとしています。すべきことは、「闘う」か「逃げる」か、どちらかしかありません。ぼーっと突っ立っていると、殺されてしまいます。

闘争か、逃走か。ノルアドレナリンが分泌されると脳が研ぎ澄まされ、集中力が高まり、どうすればいいのか一瞬で判断できるようになります。

そして、ノルアドレナリンとともにアドレナリンも分泌され、心拍数が上がり、全身に血液が行き渡り、いてもたってもいられない状態になります

全力で走って逃げるか、果敢に闘って打ち負かすか。ノルアドレナリンが引き起こす「不安」や「恐怖」が、ピンチを脱するエネルギーとなるのです。

つまり、ピンチのときに「さっさと行動しろ!」とあなたを猛烈にせかす物質が、ノルアドレナリンです。

不安を減らすには行動

不安になるのは、「ピンチの状態」「困った状態」のときです。そこから「早く行動して脱出しなさい!」というのが、不安の生物学的な意味合いです。ですから何もしないで、放置すればするほど、不安は強まります。

「どうしよう、どうしよう」と悩み続けるほど、不安は強まるのです。多くの人の間違いは、悩みを抱え、不安な状態になったときに、「どうしよう、どうしよう」と思考停止のループに入ることです。

実際に僕が動けなくなった時も同じような症状でした。行動を起こさない限り、いくら悩んでも問題が解決されることはありません。

ですから、不安を消すことは「行動する」ことしか解決策がありません。

いきなり不安が「ゼロ」にはならないまでも、行動することで、不安は必ず軽くなります。「何もしない」と強まるだけなので、何かをするだけで気分は変わります

現実を変えるには行動しかない

人間の悩みのほとんどは、対人関係、経済面の悩みです。他者に対する悩みも経済面の悩みも家にこもって悩んでも、解決することは不可能です。

人間の悩みは、行動しながら、解決していくもの。

過去の僕のようにインプット中心の生活で情報だけ集めて悶々としていても、何も変わりません。

まずは、話すこと、動くこと、行動することです。次の3つを実行するようにしましょう。

話す

僕はこの話すということが一番の解決策だと思っています。

「相談する」「カウンセリング」というのも「話す」ことです。

人に相談することで対処法が示されます。あるいは順序立てて話すことで自分の頭の中が整理され、自分で対処法や方向性が見えてきます。

相談によって「自分でコントロールできそうだ」と思えるだけで、不安やストレスの大部分が消えてなくなるのです。これが「相談」が効果があるという心理学的理由です。

僕はとにかく相談したくない。どんなに辛くても我慢する。そして結局はメンタル疾患になってから身近な人に「相談して欲しかった。」と言葉をいただきました。

相談できない気持ちは心が痛いほどに共感しますが、手遅れになる前にたった一人でいいので普段から誰かに相談して欲しいと思います。

精神科やメンタルクリニックなどは予約の取れない場所が多いですが、場所によってはすぐに対処してくれる場所もあります。適切な「質問」で速やかに問題解決に導かれることもあるでしょう。

書く

書くことは簡単で最高のアウトプット・トレーニング法です。

自分の悩みを書き出すだけで、ストレスが吐き出されます。また、頭の中が整理され、悩みが明確化します。日記をつけることで、自己洞察力・自分を省みる能力・レジリエンス(ストレス耐性)が鍛えられます。

書くことで脳内が整理され、自己洞察が深まり、間違った考え方や不適切な感情に気づき、修正する手がかりを得ます。

体を動かす

回復期の場合であれば無理は禁物ですが、基本的には不安というのは、何かに取り組めば軽減、解消するものです。

その最も良い例が、「運動」です。運動をすればセロトニンが活性化し、ノルアドレナリンを正常化したり、脳内を鎮静し、リラックスさせ、ネガティブな感情を消し去ってくれます。

実際にメンタル疾患の患者も作業療法と言って簡単な手を使った作業や運動などが取り入れられており、身体機能と概日リズムの改善に有効であることを示唆されています。

まとめ

ポイントまとめ
  • 不安の正体はノルアドレナリン
  • 不安をへらすには行動しか無い
  • 不安解消の為には話すこと
  • 不安解消の為には書くこと
  • 不安解消の為には動くこと
  • 一番大切なのは誰かに話すこと

ここで僕が好きな名言を一つご紹介したいと思います。

All I can do is be me,Whoever that is.

自分自身であることしかできない。たとえどんな自分であっても。

Bob Dylan

悩みは、誰しもが持っているもの。悩みに対する解消法を知り、ストレスが減れば、人生が楽に生きられるようになるのは間違いありませんよね。

ボブ・ディランのように、どんな自分であっても自分を赦し自分を認め行動するしかないと今となっては思います。

僕は今まで多くの人に迷惑をかけて生きてきました。これ以上迷惑をかけることができないと諦めそうに何度もなりました。医療保護を通してプログラム受けてストレスに対する「考え方」「受け止め方」を学びました。対処法を知り考え方を少し変えるだけで随分と楽になれたんです。

共に不安や葛藤の乗り越え方を学びストレスフリーな生き方を目指していきましょう。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Thank You for being you. You have a nice day now!