【期日に遅れない方法】明日の自分を疑い今を生きる

本記事の内容

この記事では【期日に遅れない方法】について紹介します。

仕事を受けた時に、気がつけば期日が直前だった経験ってありませんか?

僕は昔から計画化が苦手で提出物や期日がある仕事が大の苦手です。

病気を機に生活スタイルを大きく変え自分の目的目標に向かって計画を立て直し、習慣を変えたことで自分を知り期日を守ることが得意になりました。

今では『自分が自分らしく生きられる生き方』を追求できています。この記事では自身の体験を踏まえて期日に遅れない方法について解説します。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

少しでも生活が楽になれば嬉しいです。

対策は記録を参考にすること

結論

記録を参考に期日にバッファを設ける。

人は計画を楽観的に予測してしまう

人は、過去に計画どおりに進まずに失敗した経験が繰り返しあったとしても、新たな計画を立てる際に楽観的な予測をする傾向があります。これを計画錯誤といいます。

「錯誤」とは「間違っていることに自分が気づいていない」という意味です。一番の問題は気付いていない点にあると思います。

計画錯誤が厄介なのは、失敗した経験が活かされないことです。たいていの場合、物事は計画通りには進みません。

予測しなかったトラブルが生じたり、ほかの仕事が舞い込んできたりといったことが多々あります。それでも僕たちは、新たな計画を立てるときに最善の状況を想定してしまいます。

計画錯誤の検証実験

計画錯誤は1979年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーが発表したものです。

学位論文を書いている大学4年生を対象にした実験ではこんな結果が出ています。37人の学生に対して『卒業論文を完成するのにどのくらいかかるか?』について、次の2パターンの質問をしました。

  1. 全てが順調にいった場合最短でどのくらいで完成できるか?
  2. 予期せぬことが起こった最悪の場合どのくらいで完成できるか?

その結果、順調にいった最短場合の見積もりは平均27日の結果に対し、最悪の場合は49日でした。

しかし実際、卒業論文の完成にかかった時間は56日間でした。

最初に予想してもらった「最悪の場合」の49日と予想を超えるという結果でした。そして楽観的に見積もった「最高の場合」の2倍以上の時間がかかっています。

【結論】記録を習慣にすること

期日を守らないことは信頼関係に関わります。

ちなみに僕は時間を立体に捉えることが苦手だったので、よく期日ギリギリになり沢山の人に何度も迷惑をかけてしまいました。

間に合いそうにないと判断した瞬間にすぐに相談に行っていました。

その時に叱って教えていただいたのは「そもそもできない約束をしない!」ということです。

人は計画錯誤する性質があること。時間の記録が無いと計画に活かせないということでした。

計画錯誤の性質を知ってからはできない約束をせず、時間が捉えられるタスクをタイムレコードを利用し増やしていったり、自分じゃなくていい仕事は受けないようにして、仕事をシンプルにすることに努めました。

そして手帳を細かく使って振り返りを行い常にバッファを設けるように努めていくことで改善できました。

まとめ

ポイントまとめ
  • そもそもできない約束をしない。
  • 人の性質を知る。
  • 時間が捉えられる小さなタスクに分ける。
  • 過去の計画を参考にする。
  • バッファを設ける。

ここで僕が好きな名言を一つご紹介したいと思います。

Tomorrow I will live, the fool dose say: today itself’s too late; the wise lived yesterday.

明日はなんとかなると思う馬鹿者。今日でさえ遅すぎるのだ。賢者はもう昨日済ましている。

Benjamin Franklin

僕はこの言葉を知ってから、明日の自分を疑うようにしています。

自分を否定しているわけではなく、今この瞬間を大切にしたいなと思っているんです。

明日もしかしたら体調が悪いかもしれないですし、明日何か緊急の何かが起こるかもしれません。もしかしたら明日死ぬかもしれません。だから今の自分を信じて1秒だけでも取り組むことを意識しています。

いつも「たった1秒でいいから。」とつぶやいて結果的に毎日3時間以上は執筆をしています。

もちろん仕事だけでなくプライベートも明日の自分を疑うことを意識しています。

明日の自分を疑い、今を一生懸命に生きることで自分の大切な人に対しても愛を込めて時間を共有することができるんじゃないかなって思っています。

共に学び今を大切にする豊かな人生を築けたらと思います。

Daisuke Fukami
Daisuke Fukami

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Thank You for being you. You have a nice day now!